【SFC】ドラゴンクエストVI 幻の大地 紹介&レビュー

スーパーファミコン(SFC)

二つの世界をまたにかける大冒険、やりこみ度の高い職業システムが特徴の「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の紹介&レビュー記事です。



概要

このゲームの特徴
国民的RPGドラクエシリーズの六作目
二つにまたがる広大なマップ

高いクオリティのグラフィック&BGM
転職システムやモンスター仲間システムなどのやりこみ要素
  • 発売日:1995年12月9日発売
  • ジャンル:RPG
  • クリア時間目安:60~70時間

天空シリーズの3作目で、大人気国民的RPGドラゴンクエストシリーズの第六作。発売元は今まで通りエニックス(現スクウェア・エニックス)だが、開発は今までのチュンソフトからハートビートになった。

二つの世界が舞台になる広大なマップと豊富なやりこみ要素が特徴の作品。IIIで登場したダーマ神殿と転職システムが再登場し、Ⅴに引き続き仲間モンスターシステムが採用されている。

グラフィック面は前作Vから大幅に向上し、戦闘中攻撃時にモンスターがアニメーションするようになった。BGMも音質が良くなっている。

その他、操作キャラの移動速度の向上、アイテムを制限なく保管できる「ふくろ」の登場、ルーラの消費MPの軽減等、システム面で遊びやすさも改善されている。

リメイクは、天空3部作としてリメイクされたDS版、そのDS版ベースにしたスマホ版が存在する。

世界観・ストーリー

たき火の前で目を覚ますあなた。そばにはすでに2人の仲間がいる…。

ドラゴンクエストⅥの物語はこのオープニングから始まります。

いきなり登場する黄金のドラゴン、そして姿を現わす魔王の城、ここで待ち受ける戦いの結末は?

いや、それよりもこれらすべてが真実なのか、幻なのか……?

その謎はこれから始まる物語の中で、あなた自身の手で解きあかしてください。

ドラゴンクエストVI 幻の大地 取扱説明書

主人公たちが魔王ムドーに敗れる謎に満ちたオープニングののち、物語は山奥の村ライフコッドから始まる。

大地に巨大な大穴が存在し、その穴から下に別の世界があることを実感できる。

さらに海底の世界まで冒険は広がっている。

今作では井戸の中にも入れる。人が住んでいたり、ダンジョンになっていたり、入ろうとするとモンスターと戦闘になったりと、調べたときのバリエーションも豊か。



ゲームシステム

戦闘はシリーズ伝統のコマンドバトルで、Vで3人に減った最大メンバー数は再び4人に戻った。今作では人間の仲間キャラにもとくぎが追加されている。

本作ではモンスターがアニメーションするようになった。攻撃の種類によってアニメーションは数種類ある。戦闘の臨場感が上がり、よりドラクエの世界を感じることができるようになった。

本作では引き続き仲間モンスターシステムが存在する。全18種類と前作より減ったが、仲間キャラなどと同じくモンスターも転職が可能。また、自分が育てたスライム系モンスターのみが参加できる闘技場も存在する。ぶちスライムは仲間にならない。

IIIのダーマ神殿が再登場。転職してもレベル1には戻らず、代わりに職業毎の熟練度を高めると呪文や特技を覚えるようになった。また、ついている職業でパラメータに補正が入る(魔法使いはHPが低くなりMPが高くなるなど)。熟練度はモンスターとの戦闘回数をこなすと上がっていくが、自分より弱すぎる相手を倒してもカウントされない。職業の種類は多く、すべての職業を極めるのは時間がかかるため、本作の大きなやりこみ要素になっている。

前作までは小さなメダルとアイテムの交換だったが、今作では集めたメダルの累積枚数で報酬が獲得できる方式に変更になった。

新たに追加されたステータス「かっこよさ」を競う「ベストドレッサーコンテスト」が登場。装備の組み合わせでボーナスがつく他、おしゃれなカジヤで鍛えると装備品のかっこよさを高めることができる。

今作で「ふくろ」が初登場し、仲間が持ちきれないアイテムはすべて収納できるようになった。合わせて「どうぐせいり」のコマンドで装備と一部アイテム以外を一括で「ふくろ」に格納できる。

主人公のみが覚える「おもいだす」特技では、NPCとの会話後にXボタンで覚えたセリフを再生できる。

Ⅴから伝統となった隠しダンジョン・隠しボス要素は本作にもあり、ダンジョンの最深部では破壊と殺戮の神に挑戦できる。一定ターン以内に倒すと有名な演出と共にエンディングを迎えることになる。

スロットでは、老人がスロットの目を変えるなど演出面が強化された。

Vでなくなったポーカーも復活している。



感想

  • 世界観:★★★★★
  • ストーリー:★★★☆☆
  • グラフィック:★★★★★
  • BGM:★★★★★
  • ゲームシステム:★★★★☆
  • やりこみ:★★★★★
  • 難易度:★★★★☆

本作は管理人が子供の頃Vの次に、人生で2番目にプレイしたドラクエです。 ただ、いまいち後半のストーリーが記憶に残っていないゲームでもありました。

今回改めて大人なってプレイして、理由が判明。魔王ムドー戦までは、ハッサン、ミレーユなど仲間とのやり取りがあって仲間と冒険している感があり、ストーリーでもオープニングで戦ったムドー討伐と明確な目標が示されています。一方、ムドー戦以降は仲間がほとんど会話せずキャラクターの存在感が薄まり、冒険の目的も曖昧になる代わりに、転職システムの解禁、船の入手による世界の広がりで、一気に自由度が上がります。

ムドーまでは一本道、ムドー後は自由なプレイとどっちが良いとは言えないですが、こういうゲームの流れだから、後半のストーリーが記憶になくても当然ですね。

ただ、説明不足の箇所や曖昧な設定、描ききれていないキャラ描写など、ストーリー面に関して個人的には中途半端でいまいちと感じています。ただ、しっぷうのジーナのエピソードはとても好き。

大穴からはっきりと見える下の世界の大地、夢の世界の概念やそこで登場する島、ベッドなどの不思議な現象、海底世界など、世界観に関しては広大で奥深く最高だと思います

ハードは変わっていないですがグラフィックは前作から大幅に向上し、それぞれの町や城は明確にグラフィック上で個性がでるようになり、ドットで描かれたモンスターは数パターンあるアニメーションで戦闘の臨場感を高めてくれます呪文や特技のエフェクトは、当時としても今見ても非常にカッコよくて、本作の素晴らしいところの一つですね。

BGMは「木洩れ日の中で」を筆頭に、ムドー戦の「敢然と立ち向かう」、海上でのフィールド曲「エーゲ海に船出して」、カルベローラの「精霊の冠」、不思議な井戸で流れる「ぬくもりの里に」、塔ダンジョンの「迷いの塔」などなど、曲のバラエティに富んでいる上に名曲が多いと文句なしのラインナップになっています。

システム面に関しては今までシリーズで積み重ねてきたものを踏襲しつつも、移動速度の向上、特技「おもいだす」、道具を制限なく格納できる「ふくろ」などなど、遊びやすさも向上しています

ダーマ神殿の再登場は嬉しいですが、職業で覚えられる特技があまりにも強く、MP0で全体攻撃かつダメージが高めで、MPを消費する攻撃呪文が不遇になるなど、せっかくのドラクエらしさである呪文が弱くなり、特技・呪文間のバランスが非常に悪くなってしまっています。仲間キャラが転職によりほとんど同じ特技を習得できるので(一部の例外あり)、性能としてのキャラの個性がほとんどなくなってしまっているのも、本作の大きな問題点です。IIIやⅨのように自分でキャラクリするのであれば気にならないんですけどね。

難易度は序盤からムドーまではかなり高めで、ダーマ神殿で転職解禁後は難易度が下がっていきますが、それでも海底宝物庫のキラーマジンガやラスボスなど、シリーズの中でも難易度は高い方です。

総評としてはストーリーに関しては難があるが、世界観・グラフィック・BGM・やりこみ要素に関しては文句なしで、ある程度の難易度を求める人にはやりごたえのある作品になっています。

こんな人におすすめ

  • ドラゴンクエストⅥをプレイしてみたい方

にオススメです。

とりあえずドラゴンクエストⅥをプレイしたいのなら、ニンテンドーDSで発売されたリメイク版が最も手に取りやすいです。一方でモンスター仲間システムは廃止されてしまい、スライム系を仲間にするシステムに置き換わっており、これの評判は良くありません。管理人もそれが理由で天空シリーズのDSリメイクで唯一Ⅵのみ未プレイです。今後プレイしたらまた紹介しようと思います。

プレイ環境

管理人のプレイ環境:レトロフリーク

オリジナルのドラゴンクエストⅥは、ファミコンソフトでのみプレイ可能です。

レトロフリークでプレイする際の注意点として、クリア後データが保存されていないように見えますが、もともと最後の教会セーブ時のデータに保存されれう仕様ですので、隠しダンジョンに挑むのは可能です。

子供の頃以来なので管理人はそのことをすっかり忘れていて、レトロフリークが原因でフラグ立たないのかと勘ぐり(実際ありがちなので)、何度もラスボスに挑むなど無駄な時間を過ごしてしまいました^^;

フラグが立つのは 最後の教会セーブ時なので、ラスボスに挑む前はレトロフリークのクイックセーブ機能ではなく、しっかり教会でセーブしておきましょう。




コメント

タイトルとURLをコピーしました