今回は、管理人が子供の頃にプレイしたSFCのレトロゲーム「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」を、20年ぶりぐらいに再プレイしてみました。「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」の紹介&レビュー記事です。
概要

このゲームの特徴 |
今なお続く英雄伝説シリーズの1作目 王道ファンタジーRPG 快適なゲームプレイ 充実したオートバトル設定 |
- 発売日:1992年2月14日発売 ※SFC版
- ジャンル:コマンドRPG
- クリア時間目安:25~30時間
日本ファルコムが制作した、今も続く人気シリーズ英雄伝説の1作目。もともとはPCゲームだったが、後に多くのハードに移植された。スーパーファミコン版はそのうちのひとつ。スーパーファミコンでは続編のⅡまで発売された。
世界観・ストーリー
王位継承を2ヶ月後に控えたファーレーン王国のセリオス王子は、日々スライムいじめに勤しんでいた。こっそり町を抜け出しては外で遊ぶ王子に、養育係のライアスが説教する日々が続く。そんなある日、王子が住んでいる町にモンスターが攻めてくる。
世界観は多数の国があり、魔法があり、モンスターが跋扈しといった王道ファンタジーRPGと聞いて思い浮かべるもの。
ゲームシステム

ゲーム開始時、またロード時に「サクサク」と「ドキドキ」の2つのモードを選択できます。
「サクサク」
- 全滅時、最後に出た町か戦いの直前に戻ることができる
- どこでもセーブ可能
- ザコ敵から必ず逃げられる
「ドキドキ」
- 全滅時に所持ゴールドが半分になり、最後に出た町に強制的に戻される
- セーブは町などのみ
- 戦闘から逃げられない場合がある
敵の「かいしんのいちげき」が出やすいので、特にこだわりがない方は「サクサク」でプレイするのがオススメです。

戦闘はオーソドックなコマンドRPG。レベル上げ、装備整えをしっかりすることがゲームを進める上で重要になっています。敵味方ともに「かいしんのいちげき」が非常に出やすいのが特徴。連続で受けてピンチという場面もそれなりに。
戦闘中、キャラのHPが0になると気絶状態になり、戦闘終了技にHP1で復帰します。各種状態異常も戦闘終了で回復。レベルアップするとHP・MPが全快。
このゲームは「どく」、「ねむり」の状態異常がユニークで
- 「ねむり」:目が覚めるまで行動不能。受ける通常攻撃は全て「かいしんのいちげき」になる。
- 「どく」:ターン経過で行動不能になり、最後にはHP0になる。ターン毎にダメージ等はない。
となっています。



シンボルエンカウント式を採用していますが、フィールドで敵の姿は見えないという仕様。敵遭遇時、または敵から逃げた場合に敵がマップに表示されるように。「あらわしのすず」というアイテムを使用すると、一定時間、フィールド上の敵が表示されます。

一部ダンジョンは視界が狭いので「たいまつ」が必要。ダンジョン内では、敵シンボルははじめから表示されます。

「ヨシュアのめ」というアイテムを使用すると、エリア内をくまなく見ることができ、事前に宝箱の位置を把握したり、出口を確認したりと便利。

呪文は町などにいる賢者に教えてもらうことで習得できます。呪文名の後ろにある数字が大きくなるほど、呪文としての効果は大きくなります。冒険を進めると「ルーラ」と同じ効果の呪文も習得できるように。
物語を進めると、ミニゲームとして「○☓ゲーム」と「黒ひげ危機一髪」が遊べる場所があります。
感想
- 世界観:★★★☆☆
- ストーリー:★★★★☆
- グラフィック:★★☆☆☆
- BGM:★★★★☆
- ゲームシステム:★★★★☆
- やりこみ:★☆☆☆☆
- 難易度:★★☆☆☆
子供の頃にプレイした懐かしのRPGのひとつ。
タイトルでSTARTを押したときに流れる、太鼓の音から始まるBGMが特徴的で、一気に懐かしさがこみ上げてきました。BGMは今聞いても良曲揃いです。
システム周りは、今プレイしても十分快適です。地味にキャラの移動速度が速いのも○
一方でエンカウントシンボルの多さは、当時から思ってましたが結構気になりますねw オート戦闘である程度カバーできるのが救い。
子供の頃は分からなかったですが、ボスの攻略方法も複数あることに気付けたのも、楽しめたところのひとつです。
シナリオはザ・王道ファンタジーと言った感じで分かりやすく、個性的なキャラが物語を彩りを添えてくれます。

序盤に仲間になる「ロー」には、大人になった今こそ共感できるところもあったり。
生真面目な修道士「リュナン」やその兄弟の関係性もいい味出してます。一番好きなキャラは「ゲイル」。ネタバレになってしまうので、この辺は未プレイの方はぜひプレイしてみてください。
こんな人におすすめ
レベル上げして、お金を集めて、装備を揃えて進めるゲームなので、
- ドラクエシリーズが好きな方。
- 王道RPGが好きな方。
にオススメです!
プレイ環境
管理人のプレイ環境:レトロフリーク
PC、PCエンジン、スーパーファミコン、メガドライブ、プレイステーション、セガサターンなど、非常に多くのハードで発売されています。入手・値段・プレイ環境の手軽さを考えると、スーパーファミコン版は選択肢のひとつになるかと思います。
管理人は子供の頃プレイしたスーパーファミコン版を選択。秋葉原のレトロゲームショップ「TRADER」で880円で購入しました。今回レトロフリークを使用してプレイ。
続編「ドラゴンスレイヤー英雄伝説II」の記事も是非!
コメント