【PSP】【Vita】【PS4】【PC】【Switch】ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 紹介&レビュー

Nintendo Switch

アニメ化もされた人気アドベンチャーゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の紹介&レビュー記事です。



概要

このゲームの特徴
特徴的なアートワークが生み出す独自の世界観
モノクマをはじめとしたぶっ飛んだ設定のキャラクター
先が気になるデスゲームのシナリオ
秀逸な演出で本作の肝の「学級裁判」
  • 発売日:2010年11月25日発売(PSP)
  • ジャンル:アドベンチャー
  • クリア時間目安:15~20時間

PSP用ソフトとして、スパイク(現スパイク・チュンソフト)が開発・販売したアドベンチャーゲームで、のちにテレビアニメ化等のメディアミックスもされている。

続編としてはPSPで「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」、Vita/PS4で「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」が発売されている。なお、ストーリー的な続編の3はアニメの「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」で、ゲームのV3は世界設定が一新されている。スピンオフとしてVita/PS4で「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」も発売されている。

本作は移植も多く、1・2をHD化・追加要素を実装した「ダンガンロンパ1・2 Reload -」がVita/PS4で、1・2・3に加え新作ボードゲームを収録した「ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿」がNitendo Switchで発売されている。その他、1・2・3・スピンオフはPC(Steam)にも移植されている。

世界観・ストーリー

…舞台は、あらゆる分野の超一流高校生を集めて育て上げる為に設立された、政府公認の特権的な学園「私立 希望ヶ峰学園」。

国の将来を担う”希望”を育て上げるべく設立されたこの学園に、至極平凡な主人公、苗木誠もまた入学を許可されていた。

平均的な学生の中から、抽選によってただ1名選出された超高校級の幸運児として……。

入学式当日、玄関ホールで気を失った誠が目を覚ましたのは、密室となった学園内と思われる場所だった。

「希望ヶ峰学園」という名前にはほど遠い、陰鬱な雰囲気。

薄汚れた廊下、窓には鉄格子、牢獄のような圧迫感。・・・何かがおかしい。

入学式会場で、自らを学園長と称するモノクマは生徒たちへ語りはじめる。

『今後一生をこの閉鎖空間である学園内で過ごすこと。外へ出たければ殺人をすること。』

主人公の苗木を含め、この絶望の学園に閉じこめられたのは、全国から集められた超高校級の学生15人。

生徒の信頼関係を打ち砕く事件の数々。

卑劣な学級裁判。黒幕は誰なのか。その真の目論見とは……。

目に見えない敵との戦いが今、幕を開ける。

ダンガンロンパ 公式サイトより引用

舞台となる「私立 希望ヶ峰学園」では、超高校級の人材が集められ、卒業後は人生の成功が約束されると言われているが…。

主な登場人物

苗木 誠(なえぎ まこと) CV:緒方恵美
本作の主人公。特筆すべき才能は持たないが、 抽選によって希望ヶ峰学園の生徒として選ばれた「超高校級の幸運」。諦めが悪く、前向きな性格。

石丸 清多夏(いしまる きよたか)  CV:鳥海浩輔
有名な新学校で風紀委員を努めていた「超高校級の風紀委員」。真面目かつ成績優秀で努力家だが、熱血漢でもある。ルールに縛られて融通が利かない面も。

腐川 冬子(ふかわ とうこ)  CV:沢城みゆき
若手女流小説家で恋愛小説のベストセラー作家である「超高校級の文学少女」。根暗で卑屈な性格をしており、危ない発言が多い。血を見ると気絶する。

舞園 さやか(まいぞの さやか) CV:大本眞基子
国民的アイドルグループのメインボーカルを務める「超高校級のアイドル」。清楚で温和かつ、しっかりもの。主人公の苗木とは中学時代にクラスの違う同級生だった。

桑田 怜恩(くわた れおん) CV:櫻井孝宏
高校野球全国大会常連校出身でエースで4番の「超高校級の野球選手」。努力が嫌いで、野球の練習はしないにもかかわらず、野球の才能に溢れている。結構チャラい。

山田 一二三(やまだ ひふみ) CV:山口勝平
学校の文化祭で同人誌1万部を売り上げる偉業を達成した「超高校級の同人作家」。いわゆるオタクで2次元好きだが、コミュ力が低いわけではない。

朝日奈 葵(あさひな あおい) CV:斎藤千和
スポーツ好きで、特に水泳部で記録を出している「超高校級のスイマー」。深く考えずに感覚で行動するきらいがあるが、明るいムードメーカー。ドーナツ好き。

不二咲 千尋(ふじさき ちひろ) CV:宮田幸季
人工知能にも関わる技術力を持つ「超高校級のプログラマー」。気弱でおどおどしているが優しい性格。一方で自分を変えようとする意思の強い面もある。

霧切 響子(きりぎり きょうこ) CV:日笠陽子
自身の超高校級の才能を明らかにしていない、ミステリアスな少女。常に冷静新着で、分析・推理力が高く、学級裁判で主人公の苗木にヒントをくれることも多い。

江ノ島 盾子(えのしま じゅんこ) CV:豊口めぐみ
人気ファッション雑誌のカリスマ読者モデルである「超高校級のギャル」。話し方や言動は女子高生ギャルと聞いてイメージする通りだが、軽いわけではない。

大和田 紋土(おおわだ もんど) CV:中井和哉
関東一帯を統べる巨大暴走属のヘッドを務める「超高校級の暴走族」。自身を極悪非道の男と称し、喧嘩っ早いが、義理や人情に厚く面倒見が良い性格。

大神 さくら(おおがみ さくら) CV:くじら
あらゆる武道を経験した、地上最強の「超高校級の格闘家」。なお、男がセーラ服を着ているのではなく、れっきとした女子である。寡黙ではあるが穏やかで、高校生とは思えない人格者。

十神 白夜(とがみ びゃくや) CV:石田彰
巨大財閥十神財団の御曹司である「超高校級の御曹司」。エリートでプライドが高い自信家。常に他者を見下しており協調性が低い。自分含む生徒たちが陥った状況も楽しんでいる様子。

葉隠 康比呂(はがくれ やすひろ) CV:松風雅也
直感占いを必ず30%の確率で的中させる能力を持つ「超高校級の占い師」。マイペースで飄々としているが、実は臆病で頭は良くはない。オカルトは嫌いと言っているがオカルトグッズを集めている。

セレスティア・ルーデンベルク CV:椎名へきる
ウソの天才で、麻雀・ポーカーなどで連戦連勝の「超高校級のギャンブラー」。ゴスロリファッションを好む毒舌家で、丁寧な口調で話すが、怒ると豹変する。

モノクマ  CV:大山のぶ代
希望ヶ峰学園の学園長と自らを称する謎のヌイグルミ。超高校級の生徒たちにコロシアイを強要する。ダンガンロンパのマスコット的なキャラクターではあるが、残酷非道な性格。生徒たちの状況を面白がっており、神経を逆なでするような冗談でリアクションを楽しんでいる。声優は初代どらえもんに長い間声を当てていた大山のぶ代氏で、脳天気なボイスがモノクマの不気味なキャラクター性を高めている。



ゲームシステム

本作では、アドベンチャーパートと学級裁判パートに大きく分かれる。

アドベンチャーパートでは、学園内を歩き回って希望ヶ峰学園の謎を調べたり、他の生徒たちとコミュニケーションをすることでゲームが進む。最初は封鎖されている場所も多いが、章が進むと行動範囲が広がる。このパートでは「ははっ」「ほう」程度の一言が入るパートボイスが多い。

パート内には「自由時間」があり、他の生徒を誘って会話するしたり、プレゼントを送ったりすることで、親密度を上げることができる。

親密度を上げると、キャラの情報やスキルが入手できる。獲得スキルにはキャラ固有のものもあり、スキルセットしておくと、学級裁判内のミニゲームなどを有利に進められる。

購買部では「モノモノマシーン」というガチャに挑戦できる。回すのに必要な「モノクマメダル」は、校内を調べるたり、章をクリアした際などに入手できる。手に入ったアイテムは生徒にプレゼントできる。1枚で1回挑戦できるが、投入枚数を増やすことで重複率を下げられるので、沼にハマることはない。

「モノクマメダル」は、イベントギャラリーや設定資料などが見れるアートワークギャラリー等のギャラリー解放にも必要となる。

学級裁判パートでは、アドベンチャーパートで起こった殺人に関して、生き残った生徒内で議論しながら犯人を探す。このパートはフルボイス。

学級裁判では、議論後の投票で犯人が指名されれば、犯人はオシオキという名の処刑を受ける。もし指名した犯人が間違いであれば、犯人は晴れて学園から脱出でき、その他の生徒は全員処刑(ゲームオーバー)されるルールとなっている。

学級裁判は主に「ノンストップ議論」で進行し、証拠/証言を言弾(ことだま)としてリボルバーに装填し、生徒各々が発言する内容の矛盾を、狙いを定めて撃ち抜くことで議論が進展する。

矛盾の指摘に成功すると「論破」の文字とともにカットインが表示される。弾丸論破。

「ノンストップ議論」の他に、文字を組み合わせてキーワードを完成させる「閃きアナグラム」、対立した意見を持つ生徒とリズムゲームの感覚で勝負する「マシンガントークバトル」、マンガ形式で欠けているコマを補って事件の全貌をまとめる「クライマックス推理」などがある。

メニューでは、学園内を把握できる「マップ」、集めた証言/証拠などを確認できる「言弾(コトダマ)」、各キャラの詳細を確認できる「通信簿」、学園のルールを確認できる「校則」、セーブや音量調整ができる「システム」がある。

スクールモード

「ダンガンロンパ1・2 Reload -」から追加された新要素が「スクールモード」。本編クリア後に遊べるようになる。ifストーリーになっており、生徒たちと親睦を深めながらモノクマが出すお題をこなしていく平和的な内容。

モノクマが出すお題を期限内に作るのが目的。パワプロのサクセスモードに似たシステム。

1日毎に各キャラを採集/掃除/休みのいずれかに従事させることができる。採集では美術室、図書館などを指定でき、入手できる素材は場所によって異なる。掃除は、一日毎に減少する掃除メーターを回復できる(0になると1日強制で掃除になる)。休みを選ぶとそのキャラの疲労度を回復できる。疲労度がMAXになったキャラは3日間行動できなくなるので注意。キャラごとに採集Lv/掃除Lvが設定されており各作業に従事させているとレベルが上がっていく。

全員の通信簿を完成(親密度MAX)させ、最後のお題をクリアするとスクールモードクリアとなる。周回プレイに対応しており、 各キャラの採集Lv/掃除Lvは引き継ぐことができる。なお、スクールモードではクリア時にまとまった数のモノクマメダルが入手できるので、ギャラリー解放にも有用。

スクールモードでも自由時間があり、本編では上げにくいキャラとの親密度を上げられる。さらにこのモードでは別に好感度というものが存在し、モノクマのお題をこなしたらもらえる「おでかけチケット」で出かけた際に、適切な選択肢を選ぶと好感度を上げることができる。好感度最大の状態でスクールモードをクリアすると、好感度最大のキャラクターとの個別エンディングを見ることができる。



感想

  • 世界観:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • グラフィック:★★★★☆
  • BGM:★★★★☆
  • システム:★★★★☆
  • やりこみ:★★★☆☆
  • 難易度:★★☆☆☆

ダンガンロンパに関しては、名前は聞いたことがある、人気があることも知っている、白黒のクマがダンガンロンパと関連がある、という程度の知識しか持ち合わせていませんでした。今回Switchで3作まとめたソフトが発売されると発表され、躊躇なく購入しましたが……、これが正解でした。

閉ざされた学園で生徒たちが殺し合う―、バトルロワイヤルを思い出させる、どこかで一度は見たことがある設定ではありますが、モノクマという強烈なキャラの存在感が、ありきたり(失礼)な設定をぶっ飛ばしてます

アートワークに関して、小松崎類氏のデザインするキャラクターは非常に独創的なタッチで、他の作品とは違うダンガンロンパ独自の世界観構築に貢献しています。教室などに入った際に机や椅子など、舞台が徐々に組み立てられいくユニークな演出も素晴らしいですね。一方、残酷な描写が多いのに、中途半端に血の色をペンキのようなピンクにしてあるのは残念でした。BGMは、学級裁判中に流れる数々の曲は耳に残る印象的な曲が多いでした。

肝である学園裁判のノンストップ議論は演出が素晴らしくスピード感があるのですが、他のミニゲームはテンポが悪くあまり面白さを感じられないのが難点。

おまけ要素であるスクールモード(オリジナル版にはなし)は、シンプルながらもなかなかに面白く、通信簿コンプ&モノクマメダル集めに使えるのでやりがいがあります。

本作の難易度自体は高くなく、学級裁判に関しては難易度の調整もできるので行き詰まることはないでしょう。

まとめると、独自のアート―ワークが生み出す世界観、ぶっ飛んだ設定の登場人物、演出に優れた学園裁判、先が気になるシナリオと、アドベンチャーゲームとして高い完成度の作品でした。

こんな人におすすめ

  • 逆転裁判シリーズが好きで、本作のブラックな描写に抵抗が無い方

にオススメです。

なお、ダンガンロンパシリーズをプレイする場合は、本作からのプレイ必須です。必ず本作⇒2の順番でプレイしましょう。

プレイ環境

管理人のプレイ環境:Nintendo Switch

管理人は最新作「ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿 -」でプレイしました。この最新作にはダンガンロンパシリーズ1~3に加えて、新作ボードゲームも収録されています。いろいろな機種で発売されていますが、Switchがあるのであれば、値段も高くなくてボードゲームが追加されているSwitch版を買うのがベストだと思われます。タッチパネルに対応していないのは残念。




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