【GB】大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン 紹介&レビュー

ゲームボーイ(GB)

たまにボンボンを買って読んでいた管理人が、一時期プレイしていたマイナーカードゲーム「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」。ネットでレトロゲームを漁っていたら懐かしくなって買っちゃいました。GBソフト「大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン」の紹介&レビュー記事です。



概要

このゲームの特徴
「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」のゲーム化作品
実際のカードゲームを忠実に再現。
  • 発売日:1998年3月5日発売
  • ジャンル:カードゲーム
  • クリア時間目安:10~15時間

かつて存在した雑誌「ボンボン」がタイアップしていたカードゲーム「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」を、ハドソンがゲームソフト化して販売した作品。続編として「大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーンII」も販売された。カードゲーム自体の商品展開は2000年代初頭に終了している。

「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」(以下MOZ)は、ポーカーのようにカードの組み合わせで役(コンボ)をつくって、先に50ポイント取得したほうが勝ちというゲーム。

タイトルに「大貝獣物語」とついているとおり、ファミコン・スーパーファミコンで展開されていた「貝獣物語シリーズ」の設定・キャラをカードゲーム内の世界観に取り入れている。

世界観・ストーリー

この星では遥かな昔よりカードゲームゾーンが人気を集めていた。

ゾーンのチャンピオンは人々の尊敬の的となっていた‥

ゾーンチャンピオンを目指していた多くの若者が今日もしのぎを削っていた…

MOZが大人気という世界。プレイヤーは世界の各都市で開催される大会に参加して、ゾーンチャンピオンを目指す。



ゲームシステム

アドベンチャーゲームのように、コマンドで場所を移動し、人と会話し、カードバトルを行う。

本作ではカードは以下の手段で入手できる。

  • 一部NPCと会話した際にもらえる
  • 対戦で勝利すると、モンスターの属性、またはカードの種類から選んで1枚獲得できる
    ※相手が使用したカードを貰えることもあるので、強いカードを使われた際は積極的に狙おう。
  • 大会で優勝した際、レアカードがもらえる
  • ローカル大会で優勝した際、複数枚もらえる
  • ショップなどNPCとカード交換

ゲームのルール

デッキは召喚士カード5枚とモンスター+その他カードを含めた50枚で構成される。

ゲーム開始時お互いに召喚士を出す。召喚士5枚のうち、出す順番はゲーム開始前に選択できる。

ターン毎に、お互いにモンスターまたはhelpカードを出していく(出せない場合は裏出し)。全て埋まった段階で合計パワーの多いプレイヤーが勝ちとなり、場に出ているカードの枚数分「トータルポイント」に加算される(同じパワーの場合はドローとなりポイントは繰越)。その後、次の召喚士での勝負に移る。召喚士同士での戦いを続けていって、最終的に50ポイントを先に獲得したプレイヤーが試合に勝利する。

また、このゲームにはコンボというものがあり、場に出したモンスターの属性などを揃えてコンボを完成させると、勝ったときに獲得できるポイントにコンボに応じた補正がかかる。なお、コンボを完成させるにはhelpカードゾーンに、helpカード、またSP&helpカードを出している必要がある。

コンボには強さがあり、より強いコンボを完成させた方が勝ちとなる。お互い同じコンボを完成させた場合は合計パワーが高い方が勝ちとなる。

コンボ名コンボ説明ポイント補正倍率
貝竜コンボ召喚獣をすべて貝属性かつ竜で揃える。×6
ドラゴンコンボ召喚獣をすべて竜で揃える。×5
ハリケーンフラッシュコンボ召喚獣をすべて同じ属性かつパワーで揃える。×5
貝獣コンボ召喚獣をすべて貝属性で揃える。×4
セクシーコンボ召喚獣をすべて女で揃える。×4
ハリケーンコンボ召喚獣をすべて同じパワーで揃える。×4
アニマルコンボ召喚獣をすべて獣、魚、虫、鳥のいずれかで揃える。×3
フラッシュコンボ召喚獣をすべて同じ属性で揃える。×2
コンボなし上記いずれのコンボにも該当しない×1
上から強いコンボの順

他に、試合中に一度だけ「おりる」を使用できる。相手か自分が既に4枚カードを出している場合はおりることはできないが、相手のコンボに必要なカードを無駄に消費させることができる。おりた場合は相手にポイントが入る。NPCは一部を除いて基本的には使ってこない。

カードの種類について

召喚士カード
召喚士の「抜き手」の値が高いプレイヤーが先行になる(上記カードの抜き手はAGEの上に記載のある「60」)。召喚士によって召喚できる属性のモンスターが決まっており(☆は全てのモンスターを出せる)、対応していない属性のモンスターは召喚できない。また、召喚士にも属性があり、同じ属性のモンスターを召喚するとパワーにプラス補正がかかる。

召喚士には不利有利があり、例えば「相手が22歳以下の女性だとニヤけてプラス補正が0になりドラゴンが出せなくなる」、「母親が相手だと頭が上がらずプラス補正が0になる」、「相手の光を全てガード(無力化)」、「相手が15歳以上の女性ならプラス補正を0にする」など、キャラ設定を感じさせる効果を持つカードが多い。

召喚獣カード
召喚獣は火、水、大地、大気、森、闇、光、機械、金、貝、ALLの属性に分かれており、さらに竜、獣、魚、虫、鳥、男、女、精のサブ属性を持っている場合もある。召喚士や他のモンスターの相性でパワーアップする効果を持つモンスターもいる一方、「相手のツリードラゴンは丸焼きにされ0化」など世界観にそった形のメタカードも存在する。

ヘルプカード
召喚士の下に出す事ができるカードで、特性属性・特定モンスター・特定召喚士のパワーアップを主とする効果を持つ。一部、先行後攻を入れ替えたり、手札を補充するカードも存在する。

スペシャルカード
お互いにカードを出し切ったあと、最後に任意に出すことができるカードで、強力な効果を持ったものも多い。合計パワーで負けていたり、相手がコンボを完成させている状況で逆転するポテンシャルを秘めている。お互いに同じSPカードを出した場合、効果は無効になる特別ルールがある。

スペシャル&ヘルプカード
helpカードとしてもSPカードとしても使用できる便利なカード。

リバースカード
墓地の指定された属性のモンスターを再召喚するカード。

チェンジカード
召喚士の召喚できる属性を書き換えるカード。

デッキの作り方

まずは、どのコンボを狙うかを意識して召喚士カードと召喚獣カードを選ぶ。デッキを組む際は属性に気をつけよう。バラけ過ぎると召喚士との属性が合わなくなる。チェンジカードを入れるのも手だが、入れ過ぎると事故率も高くなってしまうので注意。

SPカード、SP&helpカードに関しては、後述する強力なカードを入れればOK。コンボを完成させるのに必須なので、helpカードもある程度は入れておこう。

なお、デッキ作成時は以下の制限があるので注意。

  • 同じカードは1枚まで。
  • L5、L6、L7の召喚士はデッキにそれぞれ1枚まで
  • 100パワードラゴンは5枚まで
  • 同パワーの召喚獣は12枚まで

最もお手軽なのはカードの種類も多く、倍率も高いドラゴンコンボ。初心者や手っ取り早く試合を終わらせたい人は、このコンボを目指すデッキを組もう。ドラゴンカードは「リュウ」というプレイヤーから入手しやすい。

強力なカードについて

どのデッキにも入る非常に強力なSPカード、help&SPカードを紹介。

相手から受けた無効化効果をすべてなしにするカード。相手にコンボを妨害されたときや、高倍率のコンボが完成させた際に相手のSP対策で出すのが効果的。

本作では「むこう」の表記になっているが、本来のカードゲームでは「悪魔の所業」の名がついていた最凶のカード。相手のありとあらゆる特殊効果を無効にする。高倍率のコンボが完成させた際の相手のSP対策や相手のコンボの阻止(helpカードを無効化するのでコンボ未完成になる)に使える。

相手のカードを利用して無理やりコンボを完成させることもできる強力なカード。パワーで負けている時や、相手のコンボの阻止にも使える。

全てを水に流して強制的にドローにするある意味最強のカード。「むこう」ですらこのカードを止めることはできない。

相手に出せないという形で「てんさい」に対抗できる唯一のカード。そもそも「てんさい」を使われること自体少ないが、強いコンボを狙っている際にhelpカード枠として使っておくと安心。

相手の召喚獣を無効にする強力なカードで、右と左が存在する。相手のコンボ阻止やパワー対決で使える。相手が召喚する前に使うことで、裏出しするしかない状況にしてコンボを封じる使い方もできる。



感想

  • 世界観:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • グラフィック:★★★☆☆
  • BGM:★★★☆☆
  • ゲームシステム:★★★☆☆
  • やりこみ:★★★☆☆
  • 難易度:★★☆☆☆

ボンボンを読んでいた人は知っているであろうカードゲームMOZ。「召喚王レクス」という漫画も連載されてましたね。懐かしい。

そんなボンボンファンが知っているカードゲームを元にした本作は、世界中で開催される大会に挑んで成績を残していくという、ある意味現実のカードゲームに近い設定で、世界観・ストーリーは非常に薄め。大会に優勝して、次の大会に挑むの繰り返しなので単調になりがち。

ゲームとしては、作や演出が緩慢でテンポが良くないのは難点。対戦で勝利してもカードは1枚しか手に入らないので収集スピードも悪いです。

本作には続編のIIが存在しますが、GBC対応になったことによりカラーになりグラフィックが向上し、カード数も増えて戦略も広がった上で、カード自体も集めやすくなっています。MOZを遊びたいのであれば本作よりもIIをプレイしたほうが良いです。世界観・ストーリーに関してもほぼ同じで、IIは実質本作の完全版です。

各属性に存在する、みんなの憧れのカード「パワー100ドラゴン」。スターターデッキには封入されておらず、ブースターで当てるしかなかった。

L7の召喚士「ミラクルマスター」もまた憧れのカードだった。

こんな人におすすめ

本作は

  • かつてMOZをプレイしていた方
  • ちょっと変わったカードゲームをプレイしてみたい方

はプレイしても良いかと思いますが、基本的にはIIをプレイしましょう。

プレイ環境

管理人のプレイ環境:レトロフリーク

管理人はレトロフリークを使用してプレイしました。リメイクや移植版は存在しないので、遊ぶのであればオリジナルのみとなります。もう終わってしまったカードゲームを手軽に楽しめるのは嬉しいですね。



【レトロフリークでプレイする場合の注意点】

レトロフリークには「クイックセーブ」機能がありますが、これは3DSのバーチャルコンソールなどと同じく、セーブデータを含む今現在の状態を保存する機能です。「クイックセーブ」データをロードすると、ゲーム内のセーブデータの状況に関わらず、「クイックセーブ」したときのセーブデータの状態をロードすることになるため、ゲーム内のセーブデータが巻き戻ってしまいます。使用する際はご注意ください。

2作目である「大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーンIIの記事もあります!



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