【GB】ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 紹介&レビュー

ゲームボーイ(GB)

ニンテンドーeショップで「テリーのワンダーランドRETRO」がセールしていたので、懐かしいなと思って購入しました。「ダークドレアム」を作って図鑑コンプまでプレイ。ドハマリしてしまいましたw

「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」の紹介&レビュー記事です。



概要

このゲームの特徴
今も続くドラクエモンスターシリーズの1作目
配合によってモンスターを生み出し強化していく独自のシステム

好きなモンスターをパラメータMAX&最強特技習得まで強化できる
モンスター強化のやりこみ要素
  • 発売日:1998年9月25日発売
  • ジャンル:コマンドRPG
  • クリア時間目安:15~20時間

国民的RPG「ドラゴンクエストシリーズ」の派生作品で、今も続く「ドラゴンクエストモンスターズシリーズ」1作目。「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の登場人物テリーが主人公で、彼の幼少時の物語である。

登場モンスターはドラクエVIまでに登場したものが主だが、本作オリジナルモンスターも多数おり、ゴールデンスライムなど、後に本編シリーズで登場するようになったモンスターも存在する。

実は初のゲームボーイカラー対応ソフト。

本作の移植は多く、携帯電話での配信に加え、PSで続編の2とともに「ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち」として発売された。また、3DSでは最新のモンスターズシリーズのシステムをベースにした「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D」が発売され、後に要素を追加して「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP」としてスマートフォン向けに配信された。Nintendo SwitchではオリジナルであるGB版の移植の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド RETRO」が配信されている。

世界観・ストーリー

ある晩、主人公テリーのもとに「ワルぼう」と名乗るモンスターが現われ、姉のミレーユを連れ去っていってしまいました。

途方にくれるテリーでしたが、今度は「わたぼう」と名乗るモンスターが現われ、ミレーユを見つけたいならついておいでと言い残して去っていきます。

突然の事で戸惑うテリーでしたが、ミレーユを見つけるために「わたぼう」にいざなわれるように「タイジュの国」へと飛び込んで行ったのです。

さあ、冒険の旅が始まります!

出典:ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 取扱説明書

テリーを物語へといざなうわたぼう。

舞台となるのは、巨木の中に人が住むタイジュの国。



ゲームシステム

戦闘はドラクエシリーズおなじみのコマンドバトル。戦闘を行うのは仲間のモンスターで、主人公テリーは直接戦闘には参加せず、モンスターに指示を出し、道具でサポートする。

モンスターは戦闘終了後に仲間になる場合がある。一部ボスモンスターは倒すと確実に仲間になる。

モンスターに肉を与えると、仲間になる確率が上がる。まもののエサ→くんせいにく→ほねつきにく→しもふりにくの順に仲間になる確率が上がる。

冒険の拠点となるのはタイジュの国。道具屋や預かり所、モンスター牧場、小さなメダル交換所など、必要な施設はすべて揃っている。

タイジュの国にある旅の扉から、冒険に出かけることになる。

旅の扉内は階層式のランダム生成ダンジョンになっており、穴に落ちると1回分階層が進む。ランダムエンカウントでモンスターが出現し、フィールドにはアイテムが落ちている。ここではたびのしおりというアイテムを使用しないとセーブが出来ない制限がある。

旅の扉内では、他国のモンスターマスターに出会うこともある。まほうつかいはボス階層より一つ前の階層までワープしてくれる、神父はHP・MPを全快にしてくれるなど、マスターの種類によって戦闘勝利後恩恵を受けることができる。

なお、このマスターのモンスターに肉を与えると、何故かモンスターが仲間になる場合がある! そのモンスターが通常では覚えない特技を所持しており、また野生では出現しない非常に珍しいモンスターを連れている場合もあるので、積極的に肉を与えよう! 特にマダンテを覚えているしにがみきぞくは狙い目!

3の倍数の階層では施設にワープすることもある。HP・MPを全快にしてくれる教会や宝箱がいっぱいの階層など様々な種類がある。ダンジョン内ではここでのみ自由にセーブができる。

また、道具屋の場合、道具を売値と同じ額で買い取ってくれる。本作では戦闘でゴールドが獲得できないため、ここでふぶきのつえなど、つえ系のアイテムを売って金策しよう!

最下層ではボスが待ち構えている。また、ボス戦前の会話は、ドラクエシリーズ本編のエピソードをオマージュしたものになっていて、原作を知っているとより楽しめる。キメラのつばさを使うか、全滅もしくはボスを倒すと、タイジュの国に帰還することができる。帰還時、HP・MPは前回する。

旅の扉をクリアしていくと、闘技場に出場することになる。闘技場では直接指示を出せず、モンスターの性格に応じたAIで自動戦闘になる。クリアすると新たな旅の扉が解放されていく。旅の扉でモンスターを強くする→闘技場に挑む→新たな旅の扉が解放されるというサイクルでゲームは進み、最終的にほしふりの大会で優勝することが、物語の目的になる。

本作最大の特徴として配合システムがある。これはほしふりのほこらでLv10以上の♂と♀のモンスターを組み合わせて新たなモンスター(子)を誕生させるシステム。配合時、強制的にセーブされ、親モンスターはいなくなる。

基本的にはベースに選んだモンスターの種族が子供としてLv1で誕生し、スライム系モンスター+悪魔系モンスターでスライムナイトが生まれるといった基本ルールがあるが、メタルスライム+メタルスライムではぐれメタルが生まれるなど、特定の組み合わせで生まれるモンスターも非常に多い。

また、タマゴかんていしという、配合で生まれたタマゴの性別や能力などを調べる施設もある。なんと! タマゴの段階だと性別を変更する事もできる!

配合では、親のパラメータが高いほど、生まれた時の子のパラメータは高くなり、また親のモンスターが持っていた特技を引き継ぐ。本作では、配合を繰り返していくことでモンスターを強くしていく。

配合を繰り返すことで、スライムですら、すべてのパラメータをカンストさせ、ベホマズンやザオリク、ばくれつけん、ギガスラッシュなどの強特技を覚えさせることが出来る。

好きなモンスターを最強に育て上げられる本作だが、モンスターの個性が隠しパラメータの耐性差だけになってしまうためか、ジョーカー以降のモンスターズシリーズでは、モンスターによってパラメータに上限が設けられるようになってしまった。

バランスを考えると致し方のないことと思われるが、それゆえに本作と続編のモンスターズ2、キャラバンハートのみが、好きなモンスターをとことん強く出来るという独自性が保たれている。



感想

  • 世界観:★★★★★
  • ストーリー:★★★☆☆
  • グラフィック:★★★☆☆
  • BGM:★★★★★
  • ゲームシステム:★★★★★
  • やりこみ:★★★★★
  • 難易度:★★☆☆☆

子供の頃、何度も何度も初めからやり直してやり込んだ思い出深いゲーム。今やってもドハマリするほど面白いゲームです。

今回、改めて遊んで気づいたのは、ゲーム内での説明がしっかりしていること。タイジュの国の人々がゲームに関する説明を丁寧にしてくれるので、プレイヤーがきちんとゲームを理解できるようになっています。一方で配合の組み合わせに関しては、ゲーム内ではほとんど分からないので攻略サイトを参照しましょうw 当時の子供たちは攻略本や友達経由で情報を集めてました。

本作のストーリーは、主人公テリーが姉ミレーユを見つけるためにほしふりの大会で優勝を目指す、といったシンプルなものです。ですが、タイジュの国の人々は個性が強く、いそいそと忙しく誇大表現の多い王様や、じゃんけん勝負を挑んでくるマドハンド、テリーちゃまと呼んでくるタマゴかんていしなど、どこかコミカルで記憶に残るキャラが多いです。ババーガールはその極み。ストーリー面に関してもRPGとしては十分に楽しめると思います。

旅の扉では、ランダムに生成されるダンジョンや、落ちているアイテムのランダム制、他国のモンスターマスターの存在、階層数で変わる出現モンスターの差など、シンプルな仕組みながらもマンネリ化しづらいように工夫が凝らされています。

クリア後のやりこみ要素は、モンスター強化と図鑑完成がメインになりますが、ここがこのゲーム1番の醍醐味で、数十時間遊べます。作業的要素が強いはずなのに、何故か続けてしまう魅力が配合システムにはあります。

当時ストーリー攻略で良く使っていたのはスカルゴン、バランスブレイカーのグリズリー、けもの系最強のキングレオ。クリア後は主にメタル系をパラメカンストさせて、ビックバン、ギガスラッシュ、マダンテなど子供ならではのフルアタ特技にして遊んでましたw

こんな人におすすめ

本作は

  • ドラクエシリーズが好きな方
  • ポケモンシリーズが好きな方
  • 好きなモンスターをとことん強くしたいという方

にオススメです!

プレイ環境

管理人のプレイ環境:Nintendo Switch

管理人は「テリーのワンダーランドRETRO」をNintendo Switchでプレイしました。3DSでリメイクも発売されていますが、そちらは最新のモンスターズシリーズであるジョーカーのシステムがベースになっているため、プレイ感は完全に別物になっています。

ですので、オリジナル版を遊びたいのであればRETROがオススメです。RETROはiOS、Androidでも配信されています。

Retroは基本的に原作の完全移植ですが、今でも遊びやすいようにいくつかの改善が図られています。

戦闘時、パラメータや作戦、特技、性格などをウィンドウで確認できるようになりました。

移動時は、階層数とその階のアイテムの獲得状況が確認できるようになりました。また、常時マップが確認できるようになりました。ももんじゃのしっぽ(所持しているだけで次の階層の方角を示す)を所持していると、スムーズに次の階層に進めるようになっています。今どの旅の扉にいるかがわかるのも、地味に便利。

モンスター牧場利用時、あずけているモンスターの一覧が表示されるようになりました。

常時、モンスター牧場のまものの性別、レベル、種族、★の有無(レベル限界)を確認できるようになりました。これは超便利機能で、はぐれメタル狩りで旅の扉に潜っているときや、タマゴかんていしにしゅくふくを依頼する際に非常に役に立つ機能です。

原作ではできなかった設定もできるようになりました。特に嬉しいのが移動速度。情報表示をOFFにすると、背景画像に表示される各種情報が非表示になります。背景設定は6種の中から選べますのでお好みのものを。

また、画面設定では、GBCの画面、白黒、セピア色、初代ゲームボーイ風から選ぶことが出来ます。

一方、RETROでは通信対戦と通信おみあい機能が削除されていますので、ご注意を。



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