「Nintendo Switch Online」でFC版グラディウスはプレイ済、スーパーファミコンでIIIはプレイ済でしたが、IIは未プレイだったので購入してみました。「グラディウスII」の紹介&レビュー記事です。
概要

このゲームの特徴 |
超有名STGグラディウスシリーズ2作目のFC移植版 ファミコントップクラスの美麗グラフィック&BGM パワーカプセルで自機をパワーアップ |
- 発売日:1988年12月17日発売
- ジャンル:シューティング
- 1プレイあたり:30分~1時間程度
1988年3月24日にコナミからアーケードゲームとして稼働した「グラディウスII -GOFERの野望-」を、ファミコン用にアレンジして移植したのが本作。グラフィックやオプションの最大数、ボスの種類の豊富さなど、FC版初代グラディウスから内容が大幅に向上している。
Wiiのバーチャルコンソールで配信されていたが現在は終了。
世界観・ストーリー
今から2年前、惑星グラディウスは突如として現われたバクテリアンからの攻撃にさらされていた。苦戦を強いられたグラディウス軍は、最後の手段として超時空戦闘機ビックバイパーの発進を決意した。
敵の真っただ中へ飛び込んだビックバイパーは壮絶な死闘の末、バクテリアンの中枢、要塞ゼロスを壊滅しグラディウスに勝利をもたらした。
そして今、バクテリアンの猛威は再び惑星グラディウスを襲った。新たなる敵、特殊部隊ゴーファーの攻撃が始まったのだ。グラディウス軍は直ちに指令を出した。
ビックバイパー、発信せよ!
出典:グラディウスII-GOFERの野望- 取扱説明書

特徴のあるステージ(全7ステージ)を進みボスを倒して「ゴーファー」を目指す。ストーリー・世界観に関しての説明はゲーム内ではほとんど無い。

初代グラディウスと比べてボスの種類は大幅に増えた。
ゲームシステム

横スクロールシューティングで、画面は自動で右にスクロールしていく。Aボタンでショット(弾を発射)。自機は敵の弾や敵機、地形に当たると即破壊される。破壊されるとパワーアップ効果はすべて消失し、途中から再開になる。
左下に表示されている「2」が残機数。1P表記の隣に表示される数値が今の自分のスコアで、HIと書いてある箇所の数値はハイスコア。2Pにも対応しており、1Pのプレイヤーがやられると2Pに交代となる。ステージ等が引き継ぐわけではないので、単純に交代交代でプレイする形式。

グラディウスでは、敵編成を全滅させた時、または赤い敵を倒した時にパワーカプセルが出現する。青い色のものもあり、それを触れると画面上の敵を全滅させる。

自機でパワーカプセルに触れると、画面下のパワーメーターが点滅する。パワーカプセルを入手するたびにパワーメーターが右に移っていき(?の後はSPEED UPに戻る)、Aボタンを押すと、点滅している箇所の強化内容で自機がパワーアップする。パワーアップすると、パワーメーターは初期状態になる。

パワーメーターに関しては、本作ではいくつかあるパターンから選択できるようになった。上から2番めが使いやすい。
パワーメーター | 強化内容 |
SPEED UP | 自機のスピードが上がる。初期段階では遅すぎるのでまずはスピードアップが基本。 何回もできるが(限度はあり)あまり速くしすぎると逆に操作しづらくなるので注意 |
MISSILE | 下にミサイルを撃つ。地上に到達すると走行する |
SPREAD BOMB | 右下にボムを放ち、着弾すると周囲を巻き込む爆発を発生させる |
PHOTON TORPEDO | 真下に落ちるミサイルで貫通性が高く、地上に落ちた場合は地上を走行する |
2-WAY | 上下にミサイルを発射する |
DOUBLE | ショットが右斜め上にも発射される。2段階までパワーアップし、弾速が上がる。 LASERとは併用できず、LASER使用時に選択した場合DOUBLEに切り替わる。 |
TAILGUN | ショットが後方にも発射される。2段階までパワーアップし、弾速が上がる。 LASERとは併用できず、LASER使用時に選択した場合DOUBLEに切り替わる。 |
LASER | ショットがレーザーに切り替わる。貫通力があり使いやすい。 2段階までパワーアップし、弾速が上がる。 DOUBLEとは併用できず、DOUBLE使用時に選択した場合LASERに切り替わる |
RIPPLE | ショットが上下に広がる円形のビームに切り替わる。広範囲の敵を攻撃できる 2段階までパワーアップし、弾速が上がる。 DOUBLEとは併用できず、DOUBLE使用時に選択した場合LASERに切り替わる |
OPTION | 自機と同じ攻撃を行うオレンジ色の玉「オプション」が装備される。 最大4つまで装備でき、このオプション自体は無敵。 自機の動きに追従する形でオプションも動く。 4つ装備している状態でさらにOPTIONを選択すると、 自機の周りを一定時間回転するローリングオプションになる。 |
FORCE FIELD | 自機にバリアが付与され、一定回数敵の攻撃を無効化する。 消耗すると色が青から赤になる。 |
タイトル画面で、有名なコナミコマンド「上上下下左右左右BA」を実行すると残機が30機になる。FC版前作はパワーアップだったので、今回は使いにくくなってしまった。

また、タイトル画面でABボタンを押しながらSTARTボタンを押すとサウンドテストモードに入る。名曲と呼ばれるBMGを手軽に楽しめるのは嬉しい。
感想
- 世界観:★★★☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- グラフィック:★★★★★
- BGM:★★★★★
- ゲームシステム:★★★★☆
- やりこみ:★★★☆☆
- 難易度:★★★★☆
元々シューティングは得意ではないですが、個人的には今作は初代・IIIより難しかった。特に1面が一番難しいw 思ったより判定が大きい炎でやられますw レトロフリークのクイックセーブ機能がなかったら一面すらクリアできなかったでしょう^^; これでもアーケード版よりは難易度が落とされているそうで驚きです。
グラフィックはFC版初代グラディウスから大幅にクオリティが上がっており、種類の増えたボスやバラエティに富んだステージなど、今でも十分に見応えがあります。水晶ステージや、動くようになったモアイステージが個人的には好き。BGMも名曲揃いと言われるだけあって、カッコ良く聴いてて耳が幸せになれる曲が多いです。
パワーアップ内容の選択肢も4パターンに増え、さらにオプションが最大4つまで使えるのも嬉しいですね。フル強化時はめちゃくちゃ爽快で楽しい。
本作でCS版の1~3を全てプレイしたことになるわけですが、アーケードアーカイブス版のグラディウスも買いたくなってきましたw とりあえず、SFC版IIIをやりたくなったのでプレイします。
こんな人におすすめ
- ファミコン版のグラディウスIIを遊びたい方
にオススメです。
プレイ環境
管理人のプレイ環境:レトロフリーク
Wiiでのバーチャルコンソールでの配信が終了しているため、ファミコン版を遊びたいのであれば、ファミコンソフトを購入する必要があります。アーケード版ですが、PS4、Switchではアーケードアーカイブスとして「グラディウスII -GOFERの野望-」は遊べます。
「Nintendo Switch Online」で手軽に遊べる前作「グラディウス」の記事も是非!
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